鍼治療
鍼治療は身体のツボに鍼で刺激を与え、筋肉の緊張や痛みを取り除く効果が非常に高い治療法です
また、内臓の働きや自律神経の調節を行い、免疫機能を高め、全身を調節することが期待できる治療法です
慢性の肩こりや腰痛はもちろん、不定愁訴・体質改善など、様々な症状に対処いたします。鍼による痛みの心配はほとんどありません
鍼は全て使い捨てですので、感染の心配はございません、ご安心ください
初めての方でも安心してお気軽に施術が受けられるように工夫をしておりますので、興味のある方・他の施設で効果を得られなかった方も是非一度お試し下さい
ツボについて
ツボは全身に500以上あるとも言われ、そのうち361穴がWHOジュネーブ会議で国際的に認められています
東洋医学では生命エネルギーを「気」といいます、「気」と血液である「血」が流れる通り道を「経絡」(けいらく)と呼び、経絡は全身に張り巡らされていて、身体の内部も通り内臓と繋がっています
経絡は14の代表的なものがあり、それぞれに繋がって関連している内臓の名前がついています
これらの内臓が外からの影響(寒熱・飲食・ストレスなど)で働きを悪くすると、繋がっている経絡の「気」や「血」の流れが滞り、体の表面にあるツボに反応があらわれます
どのような反応かというと、凹みやざらつきなど皮膚の上に変化があったり、押したり・刺激を与えたりすると、痛みや違和感がある、または反対に響くような心地よさを感じる、などです
この反応から特定の内臓のバランスの乱れを見つけることが出来るわけです、つまりツボは身体や内蔵の変調が現れる診断ポイントとなります
またツボは刺激することで経絡の「気」や「血」の流れを促して自然治癒力を高め内臓の働きを正常することが出来る治療ポイントでもあります
治療ポイントとしてのツボは同じ経絡上にある部位や関係する内臓への効果、ツボがある部位やその周りへの効果など様々な効果を併せ持っています
例をあげると有名なツボのひとつである「足三里」(アシサンリ:松尾芭蕉も健康のために灸を据えていたそうです)は「胃経」という経絡(眼から足の人差し指の先まで)にあるので眼精疲労や鼻炎から便秘や胃もたれなど胃腸症状に対する効果があります(レントゲンで胃の映像を見ながら足三里に鍼をしたら胃が活発に動き出したという記録も残っています)、また部位としては足三里のツボはスネの上部にあるので足の疲れや膝痛に対する効果を持っています
ツボは身体の表面だけに存在するわけではないので、鍼を使うことでより効果的に刺激を与えることが出来ます