首や肩は筋肉が重なり合い、繋がっているので、それぞれの疲労や損傷が周りの筋肉や組織に影響を与え、痛みの原因となっています
首や肩の筋肉は頭を覆う筋肉や顔の表情筋ともつながっており、首・肩の筋肉の強い張りや凝りは血液の流れを阻害して、頭痛の原因になります
首の痛み(寝違え・むち打ち・頸椎ヘルニアなど)
頭はボーリングの球と同じくらいの重量があり、それを支える細い首に、常に負担がかかっています
前屈みになっての作業姿勢やスマホを見るための下を向いた姿勢はその負担をさらに大きくしています
頚の筋肉の負担は睡眠時に軽減されますが、枕の高さが合わなかったり、うまく寝返りが出来なかったりして、首の筋肉の一部分に炎症が起きることで寝違えが発症します
また交通事故などで、重い頭が大きく揺らされると、鞭のようにしなった首の深い筋肉や靭帯に大きな負荷がかかって損傷し、むち打ち症になってしまいます
むち打ち症は首や肩の痛みや凝りだけでなく、血流不全・神経圧迫により頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りなどの症状も引き起こし、雨や曇りなど気圧の変化の影響を受けやすくなるので、早めの治療をお勧めします
おススメの治療
電気治療と手技療法で背部、肩甲帯など患部周囲の筋肉の緊張を弛め、矯正で胸椎の歪みを整え、鍼治療で炎症を起こした筋肉の鎮静を図り、痛みを緩和させていきます
頭痛を伴う首・肩の凝りには頭顔部矯正術で頭蓋骨のズレを整えて筋肉を弛めるのも効果的です
鍼が怖い、合わない方にはMC(マクロカレント)微弱電流治療を使って炎症の緩和を図ります
肩の痛み(四十肩・五十肩・肩こり)
肩の関節は、球関節というお皿の上にボールが乗っているような形状になっていて、身体の関節の中で一番多様な動きが出来ますが、その分最も脱臼しやすい関節となっており、脱臼しないようにと、大小たくさんの筋肉が層になって、肩と上腕の骨を繋いで支えています
四十肩など肩関節を動かして痛みが出たり、可動域が狭くなるような場合、肩と腕をつなぐ筋肉の損傷や伸縮性の低下が原因であることが多いです
腕は肩甲骨としか骨の繋がりである関節がなく、肩甲骨は主に肋骨に筋肉で張り付いているだけです
その構造上、何も持っていなくても腕の重さが、肩甲骨と肋骨をつなぐ筋肉や、首から肩甲骨と腕を吊り下げている筋肉に常に負担をかけており、それが肩回りの血液の流れを悪くして、筋肉の張りや凝りの原因となっています
肩回りの筋肉の張りや凝りは、首や頭の筋肉にも影響していきます、早めの治療をお勧めします
おススメの治療
電気治療と徒手筋調整法で首・肩の筋肉を弛め、肩回りのストレッチで筋肉の伸縮性を高め、鍼治療でさらに深層の筋肉を弛めて、血流を良くし、矯正で背骨の歪みを整え、肩関節の動きを改善させます。頭痛を伴う首・肩の凝りには頭顔部矯正術で頭蓋骨のズレを整えて筋肉を弛めるのも効果的です
鍼が怖い、合わない方にはMC(マクロカレント)微弱電流治療を使って炎症の緩和を図ります